DeCasa | スペインで起業1年目【Part 1】振り返り!『海外女性起業家コラム』

Hola, こんにちは!スペインと日本で会社を経営しているAoiです。

先日『DeCasa』をオープンして1周年だったのですが、4~5月は会社の記念日が多い月でして4年前に夫婦でスペインで起業して『Totte』というプロカメラマン予約&撮影サービスをオープンしたのもちょうど今頃だったので、今日は「日本からスペインに引っ越してきてから、スペインの3都市でTotteをオープンするまで」の最初の3~4か月間をスペインでの起業1年目【Part 1】として振り返ってみたいと思います。

⇒前回の起業コラム「自己紹介」と「スペイン&日本で起業するまでの経緯」はこちらよりご覧ください!

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 ▽今日の海外起業コラム▽
1. 日本 ⇒ スペインに引っ越し!
2. スペインで会社設立
3. スペインで初めてのピッチ相手が... スペインのユニコーン創業者!
4. Totteをスペイン3都市でオープン!

スペインでの起業1年目は内容が多いので計3パートで紹介したいと思います!それではPart 1のスタート!

1. 日本⇒スペインに引っ越し!
まずは日本からスペインへ引っ越しでスタート!

DeCasa | スペインで起業1年目【Part 1】振り返り!『海女性起業家コラム』

2017年の12月末にスペインの首都「マドリード」に移住してきました!

【アパート&オフィス探し】
到着早々、まずは1か月ほどマドリードの中心にあるマヨール広場近くにアパートを借りて家とオフィス探しの日々でした。

▽ちょうどマドリードは街中がクリスマスカラーの時期でした!

DeCasa | スペインで起業1年目【Part 1】振り返り!『海女性起業家コラム』

DeCasa | スペインで起業1年目【Part 1】振り返り!『海女性起業家コラム』

アパート探しはマドリードの街中を今では覚えてないぐらい内覧したのですが、偶然素敵な大家さんとも出会い、無事アパートが決まりました!

昔、大家さんが海外に駐在していたときお隣さんが日本人家族だったらしく、そのご家族と仲良くなって以来、日本のことが大好きになったそうです。

アパートと平行に会社のオフィスも探していて、ちょうどグーグルがスタートアップ向けに運営しているGoogle for Startups - Campus Madrid のすぐ近くに物件が見つかったので、Totteのオフィスはそちらに決定!

2. スペインでの会社設立
家とオフィスが見つかった後はスペインでの居住者登録や銀行口座の開設など手続きを進めながら新しい会社の設立に取り掛かりましたが...

全く新しい国と文化で本当に一からの起業だったので当時は不安なこともたくさんありましたが、分からないことは一つ一つ自分たちで調べたり、教えてもらったりしながら、スペインに到着してから1か月ほどで無事『Totte』の会社を設立できました!

また普通、会社を設立する時って日本だと司法書士さんなど、士業の先生に依頼するケースが多いかと思うのですが、私たちは起業時の経費節約のためできる限り自分たちで調べて会社設立の準備をしました。

スペイン語の書類もたくさんあったので大変でしたが、後日弁護士さんからも「日本から来たばかりなのに、よくここまで用意できたね!」とお褒めの言葉を頂いたり、以後なにか仕事を依頼する際、自分たちでも勉強して準備することの大切さを学ぶ良い経験となりました!

DeCasa | スペインで起業1年目【Part 1】振り返り!『海女性起業家コラム』

スペインでは会社を設立してから2年間は法人税が低くなっていたり、州や市町村によっては投資を促進する仕組みもあったりするのでスペインとEU圏内の色んな税制も学びながらのスタートの日々でした。

また、私たちが会社を設立して以降、今ではスペイン版スタートアップ法という起業と投資を優遇する制度も整えられていたりしていて、今後のスペインでのビジネスシーンの展開がますます楽しみです!

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3. スペインで初めてのピッチ相手が... スペインのユニコーン創業者!
会社の設立が無事完了してやっとひと段落と思っていたら、Totteのオープンに向けての準備の日々でした!

Totteとは何かを簡単に言うと「ホテルやレストランを予約するように、誰でもどこでも簡単にプロのフォトグラファーを予約できる撮影サービス」を目指しているのですが、

このアイデアを友人に話したら、

友人「Uberみたいにフォトグラファーを予約できるサービスなの?」と聞かれ
私「そう」と答えたら
友人「そっか。Cabifyっていう配車アプリ知ってる?ヨーロッパのUberって呼ばれてるんだけど。幼馴染がCabifyの創業者だから相談してみる?」

と、なんともシュールな展開に...

Cabifyとはスペインをはじめポルトガルや中南米の色んな街でアプリでドライバーを呼べる配車アプリのスタートアップなのですが、スペインを代表するユニコーン(時価総額1000円億円以上のスタートアップ企業)で日本からも楽天が100億円規模で出資していたり、いつもスペインのスタートアップ関連のニュースの常連企業だったりで、創業したての私たちからしたらとんでもない勢いのある会社だったのですが、まさかその会社の創業者のJuan de Antonioさんと共同創業者のAdrian Merinoさんがスペインで初めてのピッチ相手になるなんて... 今振り返ると刺激的な思い出となりました!

そんなことで、とても緊張しながらCabifyのマドリード本社に向かうと創業者のJuan de Antonioがすごく丁寧に相談に乗ってくれて

「夫婦で日本から遥々スペインまで来てすごい勇気だし、素晴らしいアイデアだから必ず成功すると思う。今はTotteのサービスをローンチすることが直近の目標だろうけど、スタートするとまた別のイシューが現れると思うから、何かあったらいつでも僕かAdriに連絡して」と、ビックリするぐらいナイスガイでした!

▽記念に旦那くんもJuanと一枚パシャリ。帰り際には以前新聞社だったCabify本社の中まで案内してくれて忙しいのに感謝です。

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4. Totteをスペイン3都市でオープン!
Cabify創業者とのスペインでの驚きの初ピッチから数週間後の2018年4月、Totteの撮影予約サービスを「バルセロナ」「マドリード」「サンセバスティアン」の3都市で無事オープンすることができました!

3都市でのオープン準備が大変すぎてサイレントなローンチとなったのですが、嬉しいことにオープン2日目に初めての予約が入りました!

日本からスペインに引っ越してくる前から、Totteをスペイン3都市でオープンするに至るまで本当に色んな人たちに助けられたので、当時は無名なサービスであったにもかかわらず「初めてのお客様」を迎えられた時は感慨深い瞬間となりました。

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【スペインでの起業1年目 Part 1】
日本からスペインに引っ越ししてから1年目の最初の3~4か月間のまとめはこんな感じです!

スペインに着いたばかりの頃は右も左も分からない状態だったのですが、3か月経った時点ではTotteの会社も無事設立でき、スペイン3都市でサービスを開始できたので楽しいスタートとなりました!

次回のスペイン起業コラムでは、NTT Data主催のスタートアップコンテスト「eAwards」での入賞や、つい先日スペイン皇太子が主宰する世界で最も名誉ある賞の一つの「アストゥリアス皇太子賞・芸術部門」(Premio Princesa de Asturias de las Artes 2022)を受賞されたフラメンコの巨匠「Carmen Linares」さんとのインタビュー、スペインの他の街「Sevilla」「Toledo」でのTotteのオープンについてなど、『スペインでの起業1年目 Part 2』の出来事をご紹介するのでお楽しみに!

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